番外編です。福岡と大分の円筒分水を回った寄り道につい円筒分水的なものを買ってしまいました。
大分・宇佐の円筒分水から福岡・下渕頭首工の円筒分水へ向かう途中、大分のやきものといえばこれ「小鹿田焼」(おんたやき)。
柳宗悦 により「世界一の民陶」と絶賛されたその陶器はろくろを回して刷毛で模様をつける「刷毛目 (はけめ)」、L字型のかんなで模様をつけ「飛び鉋 (とびかんな)」、一定の高さから釉薬を垂らす「流しかけ」などの手法がありますが、「刷毛目」の模様が円筒分水の流水に見えてついゲット!してしまいました。
サイフォンの原理で中心から湧き出る円筒分水のような!(とか思うのは自分だけでしょうか…)かなり溢水はげしく、富山・魚津の貝田新の円筒分水槽を思い起こさせます。
そして、これに何を乗せるか?と考えるとやはり定番のバームクーヘン。今回の訪問地の大分と福岡のコラボがいいかと、東京にも進出の治一郎などバームクーヘン激戦地の福岡の新興勢力のひとつ福岡・明徳庵/morinoiro の「博多の森Premium生バーム」を選んでみました。
円筒分水のしたから溢水してるようにも見えるのでオリフィス型になったかもしれません。なんとなく朝倉市の水車のような感じも。
バームクーヘンは適度な甘さでしっとりしていて、大変美味しかったです。
データ
名称:小鹿田焼
住所:大分県日田市大字鶴河内
種類:やきもの
誕生 : 1705年といわれている
窯元数 : 9軒
製陶体制 : 三家体制 (黒木家・柳瀬家・坂本家)
重要無形文化財指定:1995年
重要文化的景観指定:「小鹿田焼の里」2008年3月
リンク:
データ
名称:バウムクーヘン 博多の森Premium 生バーム
住所:福岡県糟屋郡志免町片峰3-6-5
種類:洋菓子
会社設立:2020年
販売者:明徳庵
リンク:
博多の森バームクーヘン morinoiro-モリノイロ-公式通販