初夏・午前中・快晴・水量豊富で最高なタイミングだった円筒分水
姉川合同井堰(いせき)から取水し、出雲井(いずもゆ)、小田(やないだ)分水工を経て流れる水をサイフォンの原理で一度落として吹きあがらせています。訪れたのは初夏の午前中で、やわらかい光が木漏れ日となり、豊富な水量に反射してとても美しい。
取水元姉川の源流の伊吹山(1,377m)も見えます。左にみえる場所で石灰岩が掘られているのは知りませんでした。
分水には近辺の道の駅・伊吹の里 旬彩の森から姉川の土手を1kmほど歩いて行きます。天気が良いと気持ちがいいです。写真は分水工の対岸から。
分水と受益地
分水で2方向に分かれ一つはその先の七尾分水で再び別れ、姉川をまたサイフォンでくぐり対岸の浅野町などを潤しています。
道の駅・伊吹の里 旬彩の森には出雲井を起点とした分水工や、伊吹山の恵みである湧水を回る散策ルートマップがあります。いいかも。
データ
名称:井之口円形分水工
住所:滋賀県米原市井ノ口
方式:全周溢流式
水源:姉川合同井堰
用水・分配: 現米原市 旧大原学区13集落の田園地帯 で,
姉川北部の長浜市(北郷里学区),旧浅井(南部七尾地
区)の 各地域に通水している。受益面積は383.5haで 全体面積 の約45%に 相当。
竣工:1953年(昭和28年)
管理者:姉川沿岸土地改良区
リンク:姉川沿岸土地改良区
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