大阪府大阪狭山市の大阪府立狭山池博物館では3/25から「土木遺産展 ―水をはこぶ―」を開催しています。
水利システムに視点をあて、「水」という非常に貴重で、しかも形のないものをいかにして「はこぶ」のか、各地に残る当時の技術の粋を集めて作られた施設などが紹介されています。頭首工、水道橋、樋門、円筒分水、堰、用水、疏水…と様々な展示がある模様。
ポスター/パンフレットの表紙は大分県竹田市の音無井路十二号分水と嬉しいです。
円筒分水も含めた水に関わる土木遺産に興味のある方は絶対行きたくなるのでは。
また、狭山池は古事記から枕草子にまで記載のある1400年もの歴史をもつ日本最古のアースダム型ため池。こちらの常設展示見学や、実際に狭山池のまわりを歩くのも楽しそうです。3/25-4/9は4年ぶりの「さくら祭り」が開催されているとの事、こちらも楽しめますね。
大阪府立狭山池博物館
令和5年春季企画展 「土木遺産展 ―水をはこぶ―」
令和5年3月25日(土)~5月7日(日)
狭山池博物館1階 特別展示室 無料
所在地:郵便番号 589-0007 大阪府大阪狭山市池尻中2丁目