高台から最上川を見下ろす茶釜のような円筒分水
前回の訪問では8月の雨の中でしたが、今回は天気もよく、田植えシーズで水量豊富!
小型ながら迫力のある逸品でした。高台からの眺めも良くてとても楽しみました。
形が特徴的。頭に枯葉よけ?雪よけ?の網をつけて、オリフィスがずらっと並びます。そしてコンパクトな全体から水が溢れます。
あふれる水をずっと見ていたくなります。
ぐるぐる
取水は最上川の揚水場から。
前回の時の写真はこれ。
水量も少なく、土嚢でふさいでいる部分に雑草が生えていて、なんだか生け花のように落ち着いていて、これはこれで好きだったです。
見晴らしのいい景色と円筒分水のざぶざぶを聴きながらしばしのんびり過ごしました。
この村山市はお米も果物も美味しいところ。円筒分水の周囲ももも、西洋なし、りんご、さくらんぼなどの木があり、またすいかの畝が作られていました。
また果物シーズンにお邪魔したいです。
データ
名称:雉子ヶ沢揚水機円形分水工
住所:山形県村山市
方式:オリフィス2分水
水源:最上川。雉子ヶ沢揚水機場からポンプ
雉子ケ沢揚水機場【住所】山形県村山市大字白鳥3067
用水:宮下前地区(4)、北川地区(4)、スマキ沢地区(2)
竣工:1960年(昭和35年)
設計:調査中(木島組?)
管理:村山市西部土地改良区